英電社のなりたち

戦後間もない、昭和23年。岡山から上京した創業者の吉本頼一は、第二次世界大戦中に通信兵として活躍した経験と知識を活かし、アメリカからパーツを輸入しテレビを組み上げ販売を開始したところ、これが大当たりし一時は従業員30人ほどの事業規模になりました。

その後、家電製品の普及に伴い売上は減少、すぐさま近隣の町工場を中心とした電気設備工事や計装工事に主業務をシフトさせました。更に、都内で培った技術を地方に展開し、電気制御による工場のオートメーション化を請け負うようになり、自社でプログラムを組むことができる希少な存在となりましたが、コンピュータソフトの発達によりプログラミング技術も価値がなくなってきます。

しかし、戦後の復興、高度経済成長、コンピュータの発達と大きな時代の変化に順応しながら培った技術力は、大手企業に引けを取りません。

大手企業では会社規模が大きいため莫大な経費が掛かりますが、我々のような下町の小規模企業であれば、それなりの経費で済んでしまいますから大幅なコストダウンが可能。

大手企業でないと対応できない高い技術力を要する工事が、比べ物にならない低価格で対応可能ということが、英電社最大の強みになっています。